💰 斡旋融資 vs 創業融資

東京23区 完全ガイド ── 初心者でもわかる融資比較と手順

2026年3月25日 | 2025〜2026年度の公開情報に基づく

そもそも何が違うの?

📋 斡旋融資(あっせんゆうし)

区役所が仲介してくれて、銀行から安く借りられる制度。

区が金利を肩代わりしてくれるので、利息の負担がほぼゼロになることも。ただし手続きに時間がかかる。

🏦 創業融資(そうぎょうゆうし)

日本政策金融公庫(国の銀行)から直接借りる制度。

保証人なし・担保なしで最大7,200万円。審査が早く、全国どこでもOK。ただし金利はやや高い。

ひと目でわかる比較表

斡旋融資創業融資(公庫)
💴 金利◎ 0%〜0.5%(区が補助)△ 2%〜3%
💰 限度額500万〜2,500万◎ 最大7,200万
⏰ 審査期間✕ 1〜4ヶ月◎ 2〜4週間
🛡 保証人信用保証協会の保証が必要◎ 不要
📍 場所の制限✕ 区内に本店登記が必要◎ 全国どこでも
💵 自己資金✕ 申込額と同額以上◎ 1/10以上でOK
📝 手続き✕ 区→銀行→保証協会◎ 公庫だけ
💡 この2つは併用できます!

どちらか一方ではなく、両方同時に申し込めます。先に公庫で資金を確保しつつ、区の融資も通ればそちらに切り替えるのが賢い方法。

🏆 結論:最もお得な区はどこ?

斡旋融資 ── ベスト3総合1位:文京区

順位実質金利限度額ポイント
🥇文京区0%2,000万円金利ゼロ+最高額
🥈世田谷区0.1%1,500万円ほぼゼロ金利
🥉千代田区0.4%以下2,500万円限度額が23区最大

創業融資 ── ベスト3総合1位:文京区

順位実質金利限度額ポイント
🥇文京区0%2,000万円区民優遇で限度額UP
🥈豊島区0%1,500万円金利0%だが面談3回必要
🥉渋谷区0.1%1,500万円条件付き無担保OK
✅ 文京区が総合1位の理由

斡旋融資・創業融資ともに金利0%。区が利息を全額負担してくれる。限度額も区民なら2,000万円と最大級。豊島区も0%だが限度額が低く、面談が3回必要で審査に約4ヶ月かかる。

📋 文京区の融資条件(詳細)

項目内容
🎯 対象者文京区内でこれから創業する人、または創業1年未満の中小企業者
💴 金利契約金利1.5% → 区が全額負担するので本人負担0%
💰 限度額原則 1,500万円(代表者が文京区民なら 2,000万円
📅 返済期間最長 7年(うち据置期間12ヶ月まで可)
💵 自己資金創業前の場合:申込額と同額以上が必要
📍 事業所文京区内に主たる事業所があること
🏢 法人の場合文京区内に「本店登記」が必要(支店登記のみは不可)
🛡 保証東京信用保証協会の保証対象業種であること
📞 窓口東京商工会議所 文京支部(文京シビックセンターB2F)
TEL: 03-5842-6731

🏢 支店登記(支店)では受付できるのか?

❌ 結論:支店登記だけでは受付できない

文京区の融資あっせん制度は、法人の場合「本店登記」が文京区内にあることを条件としています。
文京区内に支店登記しただけでは、融資の申請はできません。

詳しいルール

ケース申請できる?理由
本店登記が文京区内にある✅ できる要件を満たしている
支店登記だけ文京区内にある❌ できない本店登記が区内にないため不可
本店登記を文京区に移転して1年未満❌ できない区内で1年以上の事業実績が必要(※創業支援資金を除く)
バーチャルオフィスで本店登記❌ できない営業実態のない登記は対象外
個人事業で主たる事業所が文京区内✅ できる個人事業は本店登記不要
💡 支店しかない場合の対策
  • 本店を文京区に移転する → ただし一般融資は移転後1年以上待つ必要あり(創業支援資金なら不要)
  • 日本政策金融公庫を使う → 場所の制限なし。支店でも本店でも関係なく申込可能
  • 支店がある区の制度を個別に確認する → 下記参照

各区の登記要件まとめ

法人の要件支店のみで可能?
文京区本店登記+主たる事業所が区内❌ 不可
豊島区本店登記+主たる事業所が区内❌ 不可
杉並区本店登記が区内に1年以上❌ 不可
世田谷区本店登記所在地が区内❌ 不可
港区「区内中小企業」(事業所の表現)△ 要確認
渋谷区「区内の中小企業者」(事業所の表現)△ 要確認
千代田区区内に事業所を有する中小企業者△ 要確認
📝 「△ 要確認」の区について

港区・渋谷区・千代田区は公式サイトの表現が「区内の中小企業者」「区内に事業所」となっており、本店登記を明示的に要求していない可能性があります。ただし実務上は本店登記を求められるケースが多いため、必ず各区の産業振興課に電話で確認してください。

📝 参考:23区外では支店OKの自治体もある

例えば西東京市は「市内に継続して1年以上、法人の本店又は支店等を有すること」と明記しており、支店のみでも融資あっせんが利用可能です。23区は全般的に厳しい傾向があります。

📝 申請の手順(ステップバイステップ)

パターンA:文京区の斡旋融資

1
事前準備(1〜2週間)事業計画書を作成。自己資金の証明(通帳コピーなど)も準備する。
2
文京区の窓口に電話予約東京商工会議所 文京支部に電話(03-5842-6731)。
場所:文京シビックセンター地下2階。面談の日程を予約する。
3
面談を受ける事業計画書を持参して面談。事業の実現可能性を審査される。
※創業支援資金の場合、審査に2〜3ヶ月かかることがある。
4
「融資あっせん書」を受け取る審査に通ると、区から「あっせん書」が交付される。
⚠️ 有効期限は交付後2ヶ月間。
5
指定金融機関の支店へ申し込むあっせん書を持って、区が指定した銀行の支店で正式に融資を申し込む。
(みずほ・三菱UFJ・三井住友・りそな等の区内支店)
6
銀行+信用保証協会が審査金融機関と東京信用保証協会が審査。初回は保証協会との面談もある。
7
融資実行 🎉審査に通れば口座に振り込まれる。金利は区が全額負担するので、元本の返済だけでOK!

パターンB:日本政策金融公庫の創業融資

1
創業計画書を作成公庫HPからテンプレートをダウンロード → jfc.go.jp
2
最寄りの公庫支店に申込WEB or 窓口。書類:創業計画書、確定申告書、通帳コピーなど。
3
面談(1回)→ 審査 → 融資実行公庫の担当者と面談。その後2〜4週間で審査結果。保証人不要。
💡 最強戦略:AとBを同時に進める

公庫(パターンB)で先に資金を確保(最短2週間)。
並行して文京区(パターンA)も申込 → 通ったら公庫を繰上返済して金利0%に切替。
スピードも低金利も両取り。

🎯 あなたの状況別おすすめ

あなたの状況おすすめ理由
自己資金が借入額以上ある文京区 斡旋融資金利0%。使わないと損
自己資金が少ない日本政策金融公庫自己資金1/10でOK
急いでいる日本政策金融公庫最短2週間で融資実行
大きい額を借りたい公庫+千代田区公庫7,200万+区2,500万
文京区に本店登記がない豊島区 or 公庫豊島も0%。公庫は場所不問
支店登記しかない日本政策金融公庫区の融資は本店登記が必要

✅ ファクトチェック結果

本ページの主要事実を公式ソースで確認した結果です。

文京区 創業支援資金:金利0%、限度額2,000万円 ✓ 公式確認済
🔗 文京区公式:中小企業向け融資あっせん制度
🔗 文京区公式:創業支援資金
文京区 法人は本店登記が区内に必要(支店登記のみは不可) ✓ 公式確認済
🔗 文京区公式:融資あっせん利用要件
※「法人にあっては、本店登記も区内に有し」と明記
豊島区 創業融資:金利0%、限度額1,500万円 ✓ 公式確認済
🔗 豊島区公式:中小企業向け融資あっせん
世田谷区 創業支援資金:金利0.1% ✓ 公式確認済
🔗 世田谷区公式:融資あっせん制度
※2026年4月から利率変更予定と告知あり
千代田区 融資あっせん:0.4%以下、限度額2,500万円 △ 複数情報源で確認
🔗 千代田区公式:融資あっせん制度
日本政策金融公庫 新創業融資:無担保・無保証、最大7,200万円 ✓ 公式確認済
🔗 日本政策金融公庫公式:新規開業資金
渋谷区 利子補給:0.1% △ 複数情報源で確認
🔗 渋谷区公式:融資あっせん制度
⚠️ ご注意
  • 2025〜2026年3月時点の公開情報に基づきます。URLが変更される場合があります
  • 世田谷区は2026年4月に利率変更予定
  • 保証料率や自己資金の計算方法は必ず各区の窓口に直接確認してください

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借りたい金額と同額以上ある
借りたい金額の半分くらい
借りたい金額の1/10くらい
ほとんどない
1ヶ月以内に必要
2〜3ヶ月は待てる
半年以内であればOK
文京区に本店登記がある(or 予定)
文京区以外の23区に本店登記がある
文京区には支店登記のみある
個人事業主(法人ではない)
まだ登記していない(これから創業)